タンヒエップ工業団地株式会社、バウカン–タンヒエップ工業団地に関するマスタープランコンサル契約をNippon Koeiと締結
6月17日午前、タンヒエップ工業団地株式会社(Dong Nai省ロンタン県)の本社において、バウカン–タンヒエップ工業団地の1/2000縮尺マスタープラン策定に関するコンサルティング契約の調印式が行われました。本契約は、事業開発者であるタンヒエップ工業団地株式会社と、日本の著名なエンジニアリングコンサルタント会社 Nippon Koei の間で締結されました。
バウカン–タンヒエップ工業団地は、グリーン・スマート・統合型工業団地モデルの下で設計される近代的な産業・物流拠点として構想されています。同団地には、屋上型再生可能エネルギーシステム、先進的な上下水処理施設、国際的な持続可能性基準に基づく統合インフラが導入されます。さらに、広大な緑地に加え、労働者や専門家向け住宅エリア、現地宿泊施設、国際水準の病院や学校、職業訓練センター、スポーツコンプレックス、スーパーマーケットなど、多様な生活・業務支援施設を備える予定です。
特筆すべきは、同工業団地がUNIDO(2017)で定義されたエコ・インダストリアルパーク基準を満たすことを目標とし、ベトナムの2050年カーボンニュートラル(Net Zero)国家目標への貢献を掲げている点です。

日本国内および世界で約80年にわたり大規模計画やインフラ開発を手掛けてきたNippon Koeiは、厳格な環境要件に適合しつつ、先進的・持続可能かつ効率的なマスタープランニングソリューションを提供し、投資者が描く長期的ビジョンの実現を支援します。

KNインダストリーについて
47年以上にわたる歴史を有するKNホールディングスは、ベトナムにおける先駆的な民間企業の一つとして、国家の成長、持続可能性、そして国際的統合に大きく貢献してきました。
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