Knindustrial
10:10 01/07/2025

タンヒエップ工業団地株式会社、バウカン – タンヒエップ工業団地のマスタープランニングに関するコンサルティング契約を日本工営株式会社と締結

 

2025年6月17日、ドンナイ省ロンタイン県に位置するバウカン–タンヒエップ工業団地(KCN)の1/2000規模マスタープラン策定コンサルティング契約締結式が、タンヒエップ工業団地株式会社(事業主)と、日本を代表するエンジニアリングコンサルタント企業である日本工営株式会社との間で、タンヒエップ工業団地株式会社本社にて執り行われました。

バウカン–タンヒエップ工業団地は、グリーン・スマート・インテグレーテッド型の次世代工業団地として計画されており、屋上太陽光発電、先進的な上下水処理システム、国際基準に適合したインフラを備え、持続可能な発展を目指します。また、広大な緑地とともに、専門家宿舎、労働者向け住宅、病院、幼稚園から高等学校までの教育施設、職業訓練校、スポーツ施設、スーパーマーケットなどの生活利便施設を一体的に整備し、労働者と専門家に快適な生活環境を提供します。

さらに、本工業団地はUNIDO(2017)のエコ・インダストリアル・パーク(EIP)基準に対応し、ベトナム政府が掲げる2050年カーボンニュートラル(ネットゼロ)目標達成に寄与することを目指しています。

 

約80年にわたり日本国内外で数多くの大規模インフラ・都市計画プロジェクトを手がけてきた日本工営株式会社は、本事業においても先進的かつ持続可能なマスタープランを提案し、環境要件に適合しながら投資主の開発方針に即した最適解を提供することが期待されています。

今回の契約締結は、事業主にとって持続可能な開発戦略の新たな第一歩であり、統合型経済・産業エコシステムの構築を目指す重要な節目となります。加えて、ハイテク産業や高付加価値産業の誘致を通じて、ドンナイ省およびベトナム全体の科学技術発展、イノベーション推進、経済・社会成長に大きく貢献していくことが期待されます。
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